はじめに
ふるさと納税の駆け込みシーズン到来!
みなさん、ふるさと納税という言葉を耳にしたことはありますか?
あるぱか自身、聞いたことはありましたが、なんのことかさっぱりわからずスルーしていました。
でも今となっては、そんな時間を過ごしていたなんてもったいない!という考え方に変わっています。
知らないよりは知っていた方がいい!
今回は、ふるさと納税制度について、わからない人にも「なるほど」と納得してもらえるよう、あるぱかの体験も交えてお伝えしていきたいと思います。
暑い夏が終わりを告げて、過ごしやすい季節がやってきましたね!
食欲の秋、読書の秋、ふるさと納税の秋…いろんな秋を楽しもうではありませんか!
ここから、Q&A方式でお伝えしていきますよー(‘◇’)ゞ
いまさら聞きにくいけど、ふるさと納税ってなに?
ふるさとに貢献できる制度です!
手っ取り早く言うと、自分が応援したいと思う自治体や出身地である自治体に「寄付」をして手続きすると、実質2,000円の自己負担で、寄付をした自治体からお礼として名産品や金券をもらえるという魅力的な制度です。
あるぱかの故郷はさむーい北海道、北海道はでっかいどう!
自治体は179市町村あるゆえに迷っちゃいますよ~💦
わたくしは、あるぱかの友人でツッコミ&補足担当の「らま」と申す。
神出鬼没ですのでご注意を!
寄付金の使い道を選べる!
実は名産品だけではなく、「寄付の使い道」からも選べるのです!
例えば産業振興、子育て支援、動物愛護など、自分が応援したい取り組みを選択して自治体に寄付をしたり、自治体の取り組みを見たりして決めることができちゃいます。
あるぱかは、恥ずかしながら食べたい名産品がある自治体を選んで寄付をしていました…。
海産物LOVE♡
海産物LOVEなら、今一番おすすめなのは「ホタテ」でしょ!
寄付をしたあとは、寄付金控除の手続きが必要!
ふるさと納税をすると、自己負担額である2,000円を超える部分が所得税と住民税から原則全額差し引かれ、税金の負担が軽くなります。(寄付できる金額は収入ごとに上限あり!後に詳細のせます)
後述しますが、ふるさと納税の寄付金控除の手続きは2通りあり、これをしないと、寄付をしたのに税金負担が軽くなるという恩恵を受けられなくなってしまいます。ご注意を!
ふるさと納税は、通常の寄付に比べて10倍に相当する減税効果があるという噂を聞いたことがある!すごいわ~( *´艸`)
難しい話だけど、通常の寄付金控除とふるさと納税の控除額の計算式が違うんだ!ここでは詳しい計算の仕方は端折らせてもらうが、実際にあるぱか家の年収に当てはめて計算してみると、確かに10倍相当の金額の減税効果があったんだ!
あくまでも「節税」ではなく「減税」です!
税金の前払いをしているだけではありますが…
あるぱかの例をあげますと、
昨年は1万円を高知県の自治体に寄付しました。
(あるぱかのゆかりのある場所&海産物が美味っす!)
返礼品の価値は寄付額の3割以内に設定されていますから、返礼品は約3,000円分です。
1万円寄付しておりますので、
1万円-2,000円=8,000円分の住民税を減らせた(控除)のと3,000円分の返礼品を受け取っているので、
単純に考えて計算すると、
(控除8,000円+返礼品3,000円分)ー寄付金1万円=1,000円得したことになります。
もし、ふるさと納税しなければ1万円を居住の自治体に支払う形になり、そのまま家計から1万円は消えてしまいます。
そう考えると、ふるさと納税した方がいいな!
自分が住んでいる自治体にも寄付できる?
寄付自体はできます!
ただし、お礼品を受け取ることはできないです!
寄付のみであり、寄附金控除の申請手続きは、ふるさと納税の控除申請手続きと同じ手続きをします。
うーん、それなら通常の寄付とあまり変わらないし、お礼品ももらえないなんて💦
自分が住んでいる自治体には違う形で貢献しようかな~。
申込期限はいつ?
期限はありません!
1月1日から12月31日まで、寄付できる上限額の範囲内で何度でも申し込みOKです。
上限額を超えて寄付をすると、2,000円+超えた分全額が自己負担になってしまいますのでご注意を!
*超えた分の自己負担は、確定申告で減らせる可能性があります。
寄付できる上限額は、年収によって変わってきます。
それぞれのふるさと納税のサイトには、いくつか入力するだけで寄付できる上限額の目安を計算してくれる「かんたんシュミレーター」がついていますので、一度入力してみるといいかもしれません。
数あるふるさと納税サイトのかんたんシュミレーターを覗いてみたあるぱかは、
年収と家族構成だけで計算してくれる楽天のふるさと納税サイトhttps://event.rakuten.co.jp/furusato/が一番簡単に感じました!
他のサイトは、源泉徴収票か確定申告書控えを見ながらの入力が必要で、あるぱかはおおよその目安を知りたかっただけなので、ちょっとめんどくさいなーと思ってしまいました💦
翌年に寄付金控除を受けたい方はお早めに!
12月末に申し込みをしても、寄付金の入金までに時間がかかり翌年1月に決済完了という形になると、寄付金控除を受けられるのはその翌年になってしまいますので、早く控除の恩恵を受けたい!という方は、年内早めにお手続することをオススメします!
あるぱかは、結構後回しにしてしまいがちなので今年こそ早めに手続きしたいな!
「したい」じゃなくて「する」という固い意志を持たないと今年もギリになるだろうねー。
仰せの通りすぎてぐうの音もでません…
ふるさと納税メリットとデメリットは?
ふるさと納税を実際やってみたあるぱかが考えるメリット・デメリットをそれぞれベスト3でお伝えします!
メリット
- 全国の特産品(返礼品)を楽しめる!←あるぱかが思う一番のメリット!
- 応援したい自治体へ自由に寄付できる←選べるっていいよね!
- 税金の負担が軽くなる!←これ結構大事!
税金は目に見えない部分なので、自分がどのくらい税金を国に納めているか、すべて把握している人は少ないと思います。
自分たちが納めている税金は、思っている以上に負担が大きいです。
「税負担を軽くする=支出を減らせる」ということです。
少しでも税負担を軽くできる制度は使わないともったいない!と、らまは思うのす。
さぁみなさん、「税額控除」というステキな言葉に敏感になりましょう!
きゃ~!!らまサマ恒例の力説よ~!!
デメリット
- 前払いになるため、手持ち金に余裕がないと厳しい←あるぱかが一番デメリットに感じたところ!
- 控除申請の手続きが必要←少ない手間ではありますが、めんどくさがりなあるぱかにとっては若干手間に感じる。
- 寄付者と支払人の名義が同じでなければ税額控除が受けられない←夫名義で寄付、あるぱかのクレジットカードで決済するということができず、注意書きをよく読もうと思いました。
安くない寄付金額なので、余裕がないときは無理しない方がよいなあ。結局あるぱかは余裕がないけど、何とか最低金額の1万円を捻出して納税したので💦後悔はしてないが無理は禁物!
手続きの仕方は難しい?
思った以上に簡単です!
ここではざっくり説明します!
ふるさと納税サイトはいくつかありますが、寄付自体の手続きはサイトがわかりやすく誘導してくれます。
- 自分が寄付したいと考えう自治体をチョイス
- 寄付申込をして入金・決済
- 自治体から返礼品とセットで寄付金控除申請の用紙が届く
- ワンストップ特例制度(後述します)か確定申告する
そして税金から控除されます。
手続きは思ってるよりむずかしくなくて、あるぱかでもできたから皆さんはもっとサクサクできるはず!自分が手続きしやすいなあと感じるサイトを選ぶのもアリ!
あるぱかは、やっぱり楽天が手続きしやすかったかなー(楽天会員でもある)
あるぱかでもできたなら、皆さんは大丈夫だね!
収入がないとふるさと納税できないの?
ふるさと納税は寄付金=誰でもできる!
寄付なので未成年でもできます。
ただし!税額控除は給与収入金額によって決まることを上でもお伝えしましたので、収入がない方、住民税が非課税になっている世帯の方は控除を受けられず、全額自己負担になってしまいます!
学生の方でも、アルバイト等の収入が概ね年間98万以上でしたら、確定申告して税額控除を受けられる可能性もあります。
ご両親または旦那様の扶養に入られている方は、ご両親や旦那様におすすめして手続きをしてみるのも一つの方法ですな。
あるぱかも被扶養者ゆえに、夫へ強制的に手続きをお願いしました!
あるぱかは意外に「かかあ天下」なのか?
支払い方法はいろいろあるの?
自治体やふるさと納税のサイトによって違います!
- 銀行振込←手数料かかる
- コンビニ払い←コンビニを指定して店頭まで行かなければならない
- キャッシュレス決済←ポイントは貯まる
- クレジットカード決済←手数料かからない、還元率高くて最強説
などなど、支払い方法は他にもペイジーやケータイ料金とまとめて支払うキャリア決済などがあります。
あるぱかは、全部楽天で統一し、楽天のポータルサイトから寄付→楽天カードで支払いするとポイント還元率が0.5%から1.0%くらいだったので、高いな!という印象がありました。
寄付サイトがおすすめする支払い方法で支払うのがお得なのかな。
ふるさと納税カード払いはポイント還元率が高めに設定されているカードが多いけど、自分の一番合う方法でいいかもしれないね!
寄付する度2,000円の自己負担が必要?
何度寄付しても自己負担は2,000円です!
寄付金額が大きいほど、控除も大きくなるシステム…
単純に5万円寄付したら返礼品は1万5,000円相当の返礼品、自己負担2,000円だと、
(控除4万8,000円+返礼1万5,000円)-寄付5万=1万3,000円お得!
あるぱかは1万円だったから上でも伝えたけど1,000円くらいの得だったな…
たくさん恩恵受けたいけど、手持ち金の余裕ないとほんと無理だな。
寄付金控除の申請は年末調整ですればよい?
年末調整では申請できない!
下に記述しますが、年末調整では対応しません!
自分で申請する必要があります。
上でもうっすら申請方法の名前出てきてたね!
次で説明する。
寄付金控除の申請方法は?
2通りの申請方法がある!
ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度の手続きの仕方をサクッとお伝えしていくよ!
①まずは、「寄付金税金控除に係る申告特例申請書」を調達!
- 記入フォームに「ワンストップ特例制度を利用する」のチェックボックスに✅しておく→後日自治体から送付される
- ふるさと納税のサイトからPDFファイルでダウンロード印刷も可能
②必要事項記入後、マイナンバーカードなどの必要書類用意!
- マイナンバーカード持ってる人→カード両面コピー
- 通知カード持ってる人→
通知カードか住民票(個人番号入り)いずれも写しでOK
+
顔写真入り身分証明書(運転免許証、パスポート)写し
- マイナンバーカード、通知カード両方ない+顔写真入り身分証ない!→
住民票(個人番号入り)写し+身分証明書
(健康保険証、年金手帳など)から2点写し
③あとは、申請書と必要書類を自治体に送るだけ!
結構簡単じゃん!
確定申告
申告の仕方はここでは省略します💦
ワンストップ特例制度と確定申告の違いを表にしてみたので、わかりにくいかもしれませんが参考にしてもらえるとうれしいですな~。
( ..)φメモメモ | ワンストップ特例制度 | 確定申告 |
---|---|---|
対象の方 | ・5自治体まで ・ほかに確定申告をする必要がない 給与所得者等 | ・6自治体以上OK ・ふるさと納税以外に確定申告する 必要がある |
控除対象 *控除される 金額は変わらない! | 住民税のみ (所得税の控除分もまとめて住民税から 控除) *翌年度の住民税が減額 | 所得税+住民税 *所得税→その年から還付 *住民税→翌年度から減額 |
メリット | 確定申告しなくても寄付金控除が 受けられる | 何度色んな自治体へ寄付をしても、 控除手続きは1回で済ませられる |
デメリット | ・寄付先ごとに申請書と必要書類を 送付する必要あり ・自治体の数だけマイナンバーなどの コピーが必要 | ・手続きが煩雑になる場合あり ・申告書類を作成、税務署へ提出必要 |
寄付金控除の申請はいつまで?
ワンストップ特例制度と確定申告で期限が違います!
ワンストップ特例制度 | 確定申告 |
---|---|
翌年1月10日 *上の日に到着するよう送付が必要! | 翌年2月16日~3月15日 |
もしワンストップ特例手続きが間に合わなければ、確定申告で手続きも可能ですな。
ふるさと納税と他の控除は併用できる?
併用できます!
代表的な控除を3つ並べて表にしてみました。
( ..)φメモメモ | 住宅ローン控除 | 医療費控除 | iDeCo (個人年金の一種) |
---|---|---|---|
年末調整 可・不可 | 1年目は不可 2年目以降は可 | 不可 | 可 |
確定申告 要・不要 | 1年目は必要 2年目以降は不要 | 必要 | 不要 |
ワンストップ特例 可・不可 | 1年目は不可 2年目以降は可 | 不可 | 可 |
住宅ローン控除との併用では、2年目以降はふるさと納税の控除上限額に影響ありませんが(1年目は住宅ローン控除の額が減る場合がある)、医療費やiDeCo等の所得控除を受けると、ふるさと納税の控除上限額が減ってしまいますのでご注意を!
おわりに
今回、メジャーな疑問をあるぱかの体験をもとにお伝えしました!
これから、他にも誰かの役に立つような情報を提供できるようにブログを書いていきたいと思います。
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